「線路沿いの物件って売れる?」
「線路沿いの物件を売ろう」と考えると気に出てくる懸念事項として、「高く売れるのか」があげられます。
というのも、「電車の音がする」からです。
住んでいたからこそわかる、ネガティブに感じる点をクリアできたら、売却の一歩が踏み出せるのではないでしょうか?
筆者保有物件
- 最寄り駅徒歩3分
- 横浜市内
- 線路脇10メートル以内
- 窓の向き:線路向き
そこで今回は、線路沿いのマンションを売ってみた実体験を紹介します。
- そもそも売れるのか?
- 高く売れるのか?
こんな疑問を解消できる記事となっていますので、興味のある方は読み進めてみてください。
関連記事:プロは教えてくれない!素人の私たちがマンションを高く売る方法
線路沿いの物件は売却価格が下がると思ってしまう理由
慣れてきて、日常となるとあまり気になりませんが、いざ売却を考えて、ネガティブな点を洗い出してみると「電車の音」が気になり始めてしまいます。
それゆえ、「線路沿いの物件は高く売れなさそう」と思ってしまいます。
実際、マンションを売却する際の確認時事項として「電車の音」を書類に書くことになる
そして、そのことは買い手にも知らされますし、内見では音や振動の確認は入念に行われることになります。
実際に私が所有し売却したマンションを内見にくる方は、どなたも、ものすごい時間をかけてチェックされていました。
線路沿いの物件でも高く売却できた理由
結果からお伝えいたしますと、線路沿いのマンションでも買った時よりも高く売れました!
では、なぜ、ネガティブな部分があるのにも関わらず、高く売れたのでしょうか?
紹介していきます。
高く売れた理由
- 線路横ではあったが、駅も近かった
- 防音性能が高く、締め切れば音は気にならなかった
- 競合する物件がなかった
- 内廊下で防犯性が高く、女性からの購入も見込めた
- 築浅でまだまだ綺麗な状態だった
- マンション価格が高騰している
これらの理由から、私が購入した際の金額よりも100万円以上高い値段で売却することができました。
仮に、いくつか上に挙げた条件が当てはまっていなくても、マンションの価格が高騰しているので、思ったよりも高い値段がつくことは十分に考えられます。
線路沿いの物件を高く売却する方法とコツ
線路沿いの物件でも高く売る方法はあります。
その高く売るためにできることは『線路沿い/線路沿いでない』関係ないですが、有効ですのでぜひ取り入れてみてください。
(プロではないので何も補償はできませんがやってみる価値は十分にあります)
高く売るためにできること
- 不動産会社に早めに査定してもらう
- 複数社に査定を依頼する
- 査定額+αの金額で販売を開始する
- 簡単に販売価格を下げない
- 仲介手数料を値切る
早めに不動産会社の無料査定を申し込む
高く売却をしたいのであれば、一刻も早く不動産会社の無料査定に申し込んでください!
- まだいいかな
- 今日はめんどくさいから時間がある時にしよう
- 本当に売るかわからないから、まだ先でいいや
このような考えは非常に危険です。
物件の売却で損をしたくないのであれば、今日、無料査定の申し込むことをおすすめします。
早く査定をしてもらうべき理由
- 現在の物件価値を知れる
- 査定額を見て、売却するか否かを判断できる
- 販売期間を長く確保できて焦りが少なくなる
- 売れない時の「値引き」を回避できる
売却期間に余裕を持つことで高値で売るチャレンジを長く続けることができます。
おすすめの不動産会社
星の数ほどある不動産会社ですが、私のおすすめは三井不動産リアルティ( 三井のリハウス )です。
安定した大手で、信頼のできる会社だということがデータからもわかります。
順位 | 不動産会社 | 仲介件数 |
---|---|---|
1位 | 三井のリハウス | 41,183 |
2位 | 東急リバブル | 28,750 |
3位 | 住友不動産販売 | 38,144 |
そして、なぜ三井のリハウスがおすすめなのかは実際に経験してわかった三井のリハウスでマンション売却すべき理由でも詳しく紹介していますが、簡単に紹介すると次のとおりです。
三井のリハウスをおすすめする理由
- 販売活動が活発
- 説明が丁寧
- 売却後もお得が続く
- 実績が多い
\ 高く売却できるチャンスを逃さないでください /
無理な勧誘や発生する料金は一切ありません。
一括査定で複数社に査定依頼をする
1社目に査定額を提示されたら、次は複数社に一括査定を申し込みましょう。
2段階に分けて査定を依頼する理由は次のとおりです。
ポイント
- 小さい不動産会社に大手にも依頼しているプレッシャーを与えられる⇨売却を頑張ってくれる
- 適正な査定額なのか比較して見極められる⇨安く叩き売られることを防げる
- 各会社の担当営業の質を比較できる⇨担当営業と合わない場合は契約しないこと
- 一般媒介契約を結べる⇨不動産会社の言いなりになることを防げる
若干、面倒ですがこれでより高値で売却できることに一歩近づきました。
売却時の契約には『一般媒介』と『専任媒介』があります。
その違いについては、新築で買った築3年の分譲マンションを高く売却できた理由で詳しく解説しています。
査定額+αの金額で販売を開始する
次は査定額+αで販売を開始するという点です。
もちろん、査定額のままでもいいですが数十万円でもプラスできたら、売れた際に受け取る金額がその分多くなり嬉しいですよ!
簡単に販売価格を下げない
なかなか売れなくても、担当者の言いなりになってすぐに金額を下げてはいけません。
売れなくてヤキモキしていても、買い手は急に現れます。
不動産はオンリーワンなので買いたい人が現れれば高くてもすぐに売れてしまうものです。
仲介手数料を値切る
最後は仲介手数料の値引きです。
売却の際に大きな出費となるのが、仲介手数料です。
これを値引くことで少しですが、受け取る金額が増えます
詳しい方法は『三井のリハウスから売却時の仲介手数料値引きを引き出せた理由と方法』をご覧ください。
また、高く売る方法をより詳しく知りたい方はプロは教えてくれない!素人の私たちがマンションを高く売る方法をご覧ください。
不動産の売却は時間と知識が成功の秘訣
不動産の売却は人生で何度も経験するものではなく、大抵の人が素人のまま挑むことになります。
なので、早めの行動と知識を蓄えて挑むことが大切です。
プロである不動産会社の担当者の言いなりになりがちですが、売主が現時点での商品の持ち主で一番力を持っています。
折れるところも必要にはなってきますが、わがままを言っても何も問題ありません。
いろいろなプレッシャーに負けずに不動産売却を成功させましょう!