
線路に近いマンションってうるさいだろうね
住んだことない人には抵抗があるかもしれんな
実際に住んでみてわかったことや対策、後悔している時の対処法をお教えしよう

こんにちは、エンジンのある暮らしのSHです
今回は「線路沿いのマンションはうるさいのか?」この点について書いていきます
それではいきましょう!
関連記事:20代の新卒でもマンションは購入できるのか?【実際にやってみた】
利便性はいいけど音が気になる線路沿いのマンション

駅に近いから利便性は良さそうよね…
引っ越そう、駅近に住もうと思っている方で最も気になることの一つが「線路沿いの家はうるさいのか」という点ですよね
駅近は利便性がいいので、物件選びの際にもっとも重要視されるポイントの一つですが線路沿いの家になると敬遠する方も多いのですよね?
そこで私が1年半以上線路沿いの家に住んでみた経験をもとに実際はどうなのかを紹介していきます
線路沿いのマンションはうるさいのか?

実際に住んでみて『音』は気になった?
気になる人も多いと思いますが結論は、音は少なからず聞こえます
では、どんなところから音が聞こえるのでしょうか?
「窓でしょ」
と思われた方、正解です!が、それだけではないんです
紹介していきますね
線路横のマンションで電車の音が聞こえる原因は『穴』

他にどこから音が入ってくるの?
ものすごい防音性能を備えていないかぎり、線路沿いの家では電車の音は少なからず聞こえます
理由としては、家にはいろんな『穴』があるからなんですね
完全密閉されている家は皆無なので穴から音が入ってきて家の中で聞こえます
では、どんな穴があるのでしょうか?
音が侵入してくる『穴』
- 換気口
- レンジフード
- 窓
それぞれ詳しくみてみましょう
換気口
建築基準法によって「24時間換気システム」の設置が義務付けられているので換気口が数箇所あります
お部屋を見渡してみてください
実はそこから音がとても入ってきます
法で義務付けられている限り、なくすことはできませんし、塞ぐこともできません
しかし!そんなあなたの味方となってくれる音の侵入を軽減してくれるアイテムはあります
もし、改善したかったら使ってみてください
レンジフード
キッチンのコンロの上にあるレンジフードも外とつながっているので音が入ってきます
部屋の真ん中にキッチンがあると、線路からは比較的遠くなり、外の音は聞こえづらいはずですがコンロの前に立つと、電車の音がよく聞こえるんです
ちょっと不思議ですよね
でも、『穴』が外と繋がっていますからね
線路側の排気口から音が入ってきてキッチンに届けられます
カウンターキッチンやオープンキッチンだとレンジフードからリビングへ音を響かせることになる可能性が高まりそうですよね…
窓
言わずもがなですが、窓を開けていれば盛大に音が入ってきます
涼しくなってくるとエアコンではなくて窓を開けて部屋を冷やしたいと思いますが、線路沿いの家だと少し難しいです
窓を開けた状態で電車が走ってくると容赦なく音が入ってきます
「夏はエアコンを活用する」と割り切る必要があります
線路沿いのマンションは砂ぼこりが多い
線路沿いの弊害として砂ぼこりが多いです
線路の下には石が引いてあるので、なんとなく想像できそうですよね
線路からの砂ぼこりだけとは限りませんが、ベランダがすぐに汚れます
キレイに保つためには頻繁な掃除が欠かせません
気持ちよく過ごすためにもデッキブラシで掃除することをおすすめします
線路沿いのマンションはうるさくて住みづらいのか?

結論としては住みづらいの?住みづらくないの?
線路沿いの家は住みづらいのか?
住みづらくない
これが答えです
理由を紹介していきましょう
線路沿いのマンションは住みづらくない
- 駅が近い
- 線路沿いの物件でも夜中は電車が走らないため静か
- 道路沿いの物件では車やバイクは24時間走行している
駅が近い
駅が近いため、駅まで行くのが非常に楽ですよね!
また、スーパーや銀行などが揃っているため生活の利便性が高いのは大きなメリットです
線路沿いの物件でも夜中は電車が走らないため静か
あなたが寝る時間の夜中は電車が走らないため、静かです
日中ずっと家にいる人は少ないですし、無音で過ごす人も少ないですよね
音楽をかけたりテレビをつけたり…
夜は電車の音は入ってこないので、日中の音が気にならない人なら線路沿いでも大丈夫です
道路沿いの物件では車やバイクは24時間走行している
電車が夜中に走らないのに対して、車やバイクは24時間いつでも走るので、道路沿いの家の方が静かな時間が少ないです
うるさい車やバイクは夜中に走っていますし、緊急車両は24時間いつでも稼働するので睡眠の妨げになる可能性が高いです
線路沿いの家か道路沿いの家かの2択なら、人によっては線路沿いの家の方がいいという結論になるかもしれません
線路沿いの賃貸で後悔しないために入居前にチェックすべき点

線路沿いのマンションを検討している時にチェックすべきことはある?
線路沿いの家に住むには物件選びが大切です
チェックすべき点は以下の通りです
チャックポイント
- 電車の速度が低い駅近か?
- 鉄筋コンクリート造りか?
- 2重窓か?
電車の速度が低い駅近がいい
電車はスピードが速いほうがうるさいです
これを考慮すると駅近の方が電車はゆっくり走っているのでおすすめです
鉄筋コンクリート造り
鉄筋コンクリート造りのマンションの方が、木造のアパートと比べると遮音性が高いです
遮音性が高い方が日中の音の入りも少なくなるので過ごしやすくなります
壁が鉄筋コンクリートでない場合は、壁からの音の侵入も多くなるので考慮した方がいいです
2重窓
壁は良くても、窓が貧弱だと音が入ってきてしまいます
2重窓で遮音性が高いか確認する必要があります
内見時に確認すること
線路沿いのマンションが候補に入っている場合は、注意深く内見をしましょう
内見時に確認すべき点
- 換気口が開いている状態
- 窓を閉めた状態
- 窓を開けた状態
- しゃべっていない状況
上記の状態を再現して内見をしてください
特に換気口は開いていない場合もあるので、要確認です!!
線路沿いのマンションを購入して後悔しているのであれば売却がおすすめ
線路沿いのマンションを買って、後悔しているのであれば『売却すること』をおすすめします
売却すべき理由
- 今後何十年もストレスを抱えていくのはメンタルヘルス的によくない
- 今はマンションの価格が高騰中で高値で売れやすい
- 駅近なら資産価値が高く、買った時よりも高く売れる可能性あり!
実際に私も1年半ほど住みましたが、生活スタイルが変わったので売却をしました
そして、実際に買ったときよりも高い値段で売ることができました
メンタルが崩壊する前に、次の一歩を踏み出しましょう
何か障害が出てしまったら、引っ越しすることさえ大変になってしまいます
詳しくは線路沿いの物件を売却したら買った時よりも高く売れたワケで紹介していますのでご覧ください
まとめ
線路沿いの家に1年半以上住んでいますが、住みづらくはありません
窓を開けると盛大に音が入ってしまうことは気になる点ですが、窓を閉めていれば、それほど気になりませんし、駅が近くて生活に必要な施設が揃っているためです
内見で音の侵入度合いを確認して、許容できる程度なら駅近の線路沿いの物件もおすすめです。
考慮する点が多くめんどくさい物件選びではありますが、妥協することなく物件を選ぶことで生活の質が上がりますよ