
「線路沿いのマンション」で悩んでいませんか?
私もそうでしたが、実際に線路沿いのマンションを購入し住んだからこそわかるリアルと対策を紹介していきます。
結論、音に敏感なのであればオススメしません。
『線路沿いのマンション』
『駅に近くて便利』なイメージのある一方で、大きな音を立てて走る電車に近いことから『うるさい』といったネガティブなイメージもあります。
実際はどうなのか?
そこで今回は、線路沿いのマンションを購入して2年半住んでみたリアルな感想と、2年半後にどうしたのかを紹介していきます。
- 線路沿いのマンションが気になっている
- 電車の音ってうるさい?対策はある?
- 線路沿いのマンションを買ったけど後悔している
これらのお悩みをお持ちの方はぜひ読み進めてみてください。
関連記事:線路沿いの物件を売却したら買った時よりも高く売れたワケ
>>不動産の売却をご検討なら実績1位の三井のリハウス!1分で簡単査定申込
利便性はいいけど音が気になる線路沿いのマンション

線路が近い=駅が近いと利便性がいいのが魅力的な点です!
「駅近に住みたい」と思っている方で最も気になることの一つが「線路沿いの家はうるさいのか」という点です。
駅近は利便性がいいので、物件選びの際にもっとも重要視されるポイントの一つですが線路沿いのマンションとなると敬遠する方も多くなってきます。
というのも、電車がうるさいからです。
本当にうるさいのでしょうか?
実際に2年半住んでみてわかったリアルはどうなのでしょうか?
線路沿いのマンションはうるさいのか?

物件の造りでうるささは変わりますが、鉄筋コンクリートであれば「うるさい!」ほどではありません
線路沿いのマンションはうるさいのでしょうか?結論はこうです。
結論!
うるさくはないけど、音は少なからず聞こえる
では、どんなところから音が聞こえるのでしょうか?
線路沿いのマンションで電車の音が聞こえる原因は『穴』
ものすごい防音性能を備えていないかぎり、線路沿いの家では電車の音は少なからず聞こえます。
理由は、家にはいろんな『穴』があるからです。
完全密閉されている家は皆無なので穴から音が入ってきて家の中で聞こえます。
では、どんな『穴』があるのでしょうか?
音が侵入してくる『穴』
- 換気口
- レンジフード
- 窓
それぞれ詳しくみてみましょう。
換気口
建築基準法によって「24時間換気システム」の設置が義務付けられているので、部屋には換気口が数箇所あります。
お部屋を見渡してみてください。
実はそこから音がとても入ってきます。
法で義務付けられている限り、なくすことはできませんし、塞ぐこともできません。
しかし!
そんなあなたの味方となってくれる音の侵入を軽減してくれるアイテムはあります。
もし、少しでも改善したい方は利用してみる価値ありです!
レンジフード
キッチンのコンロの上にあるレンジフードも外とつながっているの『穴』なので音が入ってきます。
線路から比較的遠くなる、部屋の真ん中にあるキッチンでも、コンロの前に立つと、電車の音がよく聞こえてきます。
ちょっと不思議ですよね。
しかし、『穴』が外と繋がっているので、当たり前と言ったら当たり前です。
線路側の排気口から音が入ってきてキッチンに届けられます。
カウンターキッチンやオープンキッチンだとレンジフードからリビングへ音を響かせることになる可能性が高まりそうですよね…
窓
言わずもがなですが、窓を開けていれば盛大に音が入ってきます。
涼しくなってくるとエアコンではなくて窓を開けて部屋を涼しくしたいと思いますが、線路沿いの家だと少し難しいです。
窓を開けた状態で電車が走ってくると容赦なく音が入ってきます。
「夏はエアコンを活用する」と割り切る必要があります。
線路沿いのマンションは砂ぼこりが多い【弊害】
線路沿いの弊害として砂ぼこりが多いです。
線路の下には石が引いてあるので、なんとなく想像できそうですよね。
線路からの砂ぼこりだけとは限りませんが、ベランダがすぐに汚れます。
キレイに保つためには頻繁な掃除が欠かせません。
気持ちよく過ごすためにもデッキブラシで掃除することをおすすめします。
線路沿いのマンションを購入して後悔しているのであれば売却すべき理由
線路沿いのマンションを買って、後悔しているのであれば『売却すること』をおすすめします。
売却すべき理由
- 今後何十年もストレスを抱えていくのはメンタルヘルス的によくない
- 今はマンションの価格が高騰中で高値で売れやすい
- 駅近なら資産価値が高く、買った時よりも高く売れる可能性がある
実際に私も2年半ほど住みましたが、生活スタイルが変わったので売却をしました。
そして、嬉しいことに、実際に買ったときよりも高い値段で売ることができました。
メンタルが崩壊する前に、次の一歩を踏み出しましょう。
何か障害が出てしまったら、引っ越しすることさえ困難になってしまいます。
詳しくは線路沿いの物件を売却したら買った時よりも高く売れたワケで紹介していますのでご覧ください。
\ 無料で売却価格をシミュレーション /
無理な勧誘や発生する料金は一切ありません。
無料査定は三井のリハウスがおすすめ
- 販売活動が活発
- 説明が丁寧
- 売却後もお得が続く
- 実績が多い
線路沿いのマンションはうるさくて住みづらいのか?

家は何を重視するかで、感想が変わってきます。
どこの家も一長一短です。
「線路沿いの家は住みづらいのか?」私の意見ですが、述べさせていただきます。
住みづらくない
これが答えです。
理由を紹介していきます。
線路沿いは住みづらくない
- 駅が近い
- 線路沿いの物件でも夜中は電車が走らないため静か
- 道路沿いの物件では車やバイクは24時間走行している
駅が近い
駅が近いため、駅まで行くのが非常に楽ですよね!
また、スーパーや銀行などが揃っているため生活の利便性が高いのは大きなメリットです。
線路沿いの物件でも夜中は電車が走らないため静か
あなたが寝る時間の夜中は電車が走らないため、静かです。
日中ずっと家にいる人は少ないですし、無音で過ごす人も少ないですよね。
音楽をかけたりテレビをつけたり…
夜は電車の音は入ってこないので、日中の音が気にならない人なら線路沿いでも大丈夫です。
道路沿いの物件では車やバイクは24時間走行している
電車が夜中に走らないのに対して、車やバイクは24時間いつでも走るので、道路沿いの家の方が静かな時間が少ないです。
うるさい車やバイクは夜中に走っていますし、緊急車両は24時間いつでも稼働するので睡眠の妨げになる可能性が高いです。
線路沿いの家か道路沿いの家かの2択なら、人によっては線路沿いの家の方がいいという結論になるかもしれません。
線路沿いの賃貸で後悔しないために入居前にチェックすべき点
線路沿いの賃貸に住むことを考えている場合では、物件選びが非常に大切です。
チェックすべき点は以下の通りです。
チャックポイント
- 電車の速度が低い駅近か?
- 鉄筋コンクリート造りか?
- 2重窓か?
電車の速度が低い駅近がいい
電車はスピードが速いほうがうるさいです。
これを考慮すると駅近の方が電車はゆっくり走っているのでおすすめです。
鉄筋コンクリート造り
鉄筋コンクリート造りのマンションの方が、木造のアパートと比べると遮音性が高いです。
遮音性が高い方が日中の音の入りも少なくなるので過ごしやすくなります。
壁が鉄筋コンクリートでない場合は、壁からの音の侵入も多くなるので考慮した方がいいです。
2重窓
壁は良くても、窓が貧弱だと音が入ってきてしまいます。
2重窓で遮音性が高いか確認する必要があります。
内見時に確認すること
線路沿いのマンションが候補に入っている場合は、注意深く内見をしましょう。
内見時に確認すべき点
- 換気口が開いている状態
- 窓を閉めた状態
- 窓を開けた状態
- しゃべっていない状況
上記の状態を再現して内見をしてください。
特に換気口は開いていない場合もあるので、要確認です!!
線路沿いの家に後悔したらチャンス!
今現在、線路沿いの家の後悔しているのであれば、チャンスです。
このタイミングで、よりいい家に引っ越すこともできますし、高額で家を売却できる可能性が高いからです。
私は、線路沿いの家に2年半以上住み、満足していましたが、最終的には売却し、引っ越しました。
窓を開けると盛大に音が入ってしまうことは気になる点ですが、窓を閉めていれば、それほど気になりませんし、駅が近くて生活に必要な施設が揃っているのは大きな魅力です。
しかし、音は一度気になってしまうとなかなか解決できません。
このチャンスを活かして、新たな地、新たな経験をしてみるのもおすすめです!