
補強の原則ってなに?
良い言葉を知っておるな
解説しよう

『補強の原則』
SNSだっただろうか?TVだろうか?それとも本だっただろうか?
詳しくは忘れたが、目にしたこの言葉が「ふと」気になった。
- 「悪い意味ではないだろう」
- 「どんな意味があるんだろう」
こんな期待を寄せてググった。
「なんなら、うまく使ってやりたい」と、欲まで出てきた。
補強の原則とは?

補強の原則ってなに?
まずは『補強の原則』について解説していく。
補強の原則とは…
- 見れば見るほど
- 聞けば聞くほど
- 言えば言うほど
- 思えば思うほど
その思いは強くなり、より具体的になっていく
例えば…【大学受験】
紙に『〇〇大学合格!』と書き、毎日目にするところに貼る
- 目標が定まる
- 何を勉強すべきか具体的にできる
- その大学の赤本を解く・情報を集める
- 模試で苦手分野を洗い出し、対策をする
なんとなく、わかってきただろう。
ついでにもう一つ具体例を挙げておく。
例えば…【アイドルファン】
グッズや表紙に採用された雑誌を買い集める
- その人の映像を見る
- グッズを集める
- どうしたらその人に会えるか調べる
- 時間をかけてチケットを取る
どちらも行動するたびに、思いが強くなっていき「具体的にどうするべきか」が見えてくるのがわかるだろう。
また、人に公言することで、助けてくれる人が現れるのも理解できるはずだ。
補強の原則で夢や目標を叶える
補強の原則は実に素晴らしいものじゃ

あなたには達成したい目標が小さくともあるだろう。
- 年収800万円
- 可愛い人と付き合いたい
- 憧れの車を買う
- 体重を10キロ落とす
- 有名店のパンを買う
それらの目標を言葉にすればするほど、その目標が叶いやすくなるというのが『補強の原則』だ。
どんなに小さな目標でもいい。
言葉にするだけで実現する可能性が高まるのであれば、こんなに良いことはないだろう。
補強の原則で夢が叶うワケ
「言葉にすればするほど、その目標が達成しやすくなる…」
- 胡散くさ
- スピリチュアルかその類のものか?
こう思うのも無理はない。
言葉にするだけで、叶うのであれば誰も苦労はしないからだ。
言葉の持つ力
もちろん、たくさん言葉にするだけで叶うというものではない。
その目標を達成するための行動や努力は必ず必要だ。
では、なぜ、言葉にすればするほど、達成しやすくなるのだろうか?
それは、こうだ。
言葉にすればするほど達成しやすくなる理由
- 言葉にする⇒本当に達成したいと自分に言い聞かせる
- 周囲の人に言う⇒その目標を達成するためのサポートが受けられる
これらによって、「行動しなくちゃいけない」と自分を奮い立たせることができる
さらには、周囲の人に宣言することで「口だけの人間じゃダサい」と自分を鼓舞できる
また、サポートをしてくれる人のことを裏切りたくないので行動が伴う
『逃げ場を断つ』とも言えるかもしれない。
目標を言葉にするのが恥ずかしい時…

でもね…
「目標を公言するのは恥ずかしい」
こう思うのは、誰しもそうだろう。
しかし、言うと言わないとで結果が大きく違ってくるとしたらどうだろうか?
言う時は恥ずかしくても、本当に達成してしまえば恥ずかしいなんてことはない。
むしろ、一番恥ずかしいのは、達成したい自分がいるのに、その気持ちに嘘をつきながら、何も達成できないことだ。
失敗したっていい。目標を言葉にしながら、努力をしていれば確実に、その目標には近づく。
叶えたいことを紙やノートに書き出すのもいい
受験勉強の時のように紙に書き出すことも非常に有効だ。
恥ずかしくて、人に言えない人はここから始めるがおすすめだ。
書き出して見えるようにすることで、言葉にしなくても見るだけで自分にインプットすることができる。
さらには、モチベーションを保つこともできる。
挫折しそうな時は…
ときには、達成できる自信がなくなり見たくない時も出てくるだろう。
しかし、そう言う時こそ見返してその目標をもう一度明確にすることが大事だ。
初めてその言葉を書いたときは、その目標に対して無知だった自分がいる。
しかし、少しずつ行動したことで、少しずつ何かが見えてきて、確実に成長している自分がいるだろう。
それだけでも、大きな成長だ。
他人と比べることなく、過去の自分との対比で進捗を見ると、まだまだやれるはずだ。
挑戦する事実を伝える人は選ぶべき?全員に言うべき?

目標は、みんなに言うべきなのかな?
なるべく多くの人に言った方が、サポートも大きくなるじゃろう
しかし、言うべきでない人もいるぞ

いざ新しいことをする際は『反対勢力』に気をつけなければならない。
反対勢力とは…?
- ネガティブな言葉を浴びせてくる人
- 足を引っ張ろうとする人
ネガティブな言葉をかけられると、ネガティブな面ばかり意識するようになっていき、負のスパイラルに陥る。
そうすると、行動する前にその挑戦は終わる。
失敗はしないかもしれないが、挑戦や成功もできない。
一度きりしかない人生、それでは勿体無いだろう。
関連記事:夢や挑戦に反対されると諦めてしまう理由…対処法は?
言葉の力をより知ると自己実現に近づく
最後に、『言葉の力』をより知るために、こちらの本を紹介する。
言葉がどのように人に影響を与えるのか、言葉にはどんな力があるのかを学ぶことができる。
きっと、今まで以上に、言葉を大切にしようと思えることだろう。
まとめ
「言霊」という単語があるように言葉には見えない力や魂がある。
日々、ポジティブな言葉を使うことで、いつの間にか前向きになっていたり、自信を持てていたりするのもこのためだ。
人は良くも悪くも周りの影響を受ける生き物だ。
自分の周りの人たちや環境を振り返ってみて、もし足を引っ張るようなものがあるなら、そこから離れて新しい環境に身を置くことが非常に大切だ。
それはとても勇気のいることかもしれないが、それをしなければ自身を変えることができない。
もし目標があるなら、それを叶えられるように「言葉」にして周りも巻き込みながら「行動」する必要があることを伝えて締めとしよう。